2025年11月レッスンレポート 「森のカーニバル」ダリアと枝物の秋ブーケ

11月のテーマは森のカーニバル」。
サン=サーンス《動物の謝肉祭》からインスピレーションを受けて、
ポップさやユーモア、白鳥のような優雅さまで、
いろんな魅力をひとつのブーケにまとめていきました。

花材とテーマが生み出す、軽やかな“祝祭感”

今回はダリアをメインに、
色も形も異なる花材をたっぷりミックス。
まさに「食欲の秋」ならぬ 「花欲の秋」。
紅葉が美しい葉や、実がついた枝物が多く出回り、どれも使いたくなる季節です。

カラフルなダリアは形状も多彩。
そこに小花のリズム、野バラの枝の伸びやかなラインを加えることで、
森の奥から音楽が響いてくるような、にぎやかなブーケになりました。

花の大きさ・茎の太さが違うときの束ね方

今回、生徒さんが最初に向き合ったのは、
異なる大きさ・太さ・硬さの花をひとつの軸に束ねるということ。

コツはただひとつ。
ブーケの軸をピタッと隙間なく揃えること。
これができると、花材が動かず安定感が生まれ、
カラフルな花たちがひとつの調和に向かってまとまります。

野バラの枝は、皆さんそれぞれでアプローチが異なり、
そのまま活かす方もいれば、小分けにして流れを作る方も。
存在感のある枝ものは ブーケの形を決める“指揮者”のような存在 です。
1回目と2回目で枝の入れ方を変え、
デザインの違いを楽しむ方もいました。

真ん中が空いてしまう問題と、“意識しない”という知恵

今回、生徒さんが最も苦戦したのが、
ブーケの真ん中を埋めることでした。

・真ん中が空いてしまう
・真ん中を意識しすぎて、逆に空いてしまう

という、ブーケあるあるが次々と発生。

最終的にお伝えしたのは、
自然の流れに任せると、ブーケは勝手に美しくなるということ。
「何も考えずに入れてみてください」と促すと、
驚くほど綺麗なブーケになっていきました。

そして、生徒さんから出てきた気づきが
完璧でない美しさを認めること
型にとらわれない創造性の大切さ。

テーマとしてお伝えした
「いかに崩すか」
が、しっかりと響いていたように思います。

花のリズム、空間の余白、音楽的な秩序

今回、私が特に伝えたかったのは、
花の大小のリズム、整えすぎない軽さ、
そして “音楽的な秩序” の感覚。

森のカーニバルのように、自由でいて、どこか上品。
そのバランスを生徒さんはしっかり掴んでいました。
空間の取り方、枝の動きの活かし方は、
本当に素晴らしかったです。

同じ花材でも、まったく違う世界に

仕上がったブーケはどれも個性が輝いていて、
同じ花材を使っているのが信じられないほど。

配色、アウトライン、空間の取り方、
“ご自身のこの感じ!”が出た瞬間、
ブーケは一気に生き生きし始めます。

その瞬間を見るたび、
「花を束ねるって、やっぱり楽しい」
と心から感じる時間でした。

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初心者さんでも楽しくナチュラルでシックなパリスタイルブーケが作れる、体験レッスンです。

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この記事を書いた人

KOLME姉。東京都出身。幼い頃より日本舞踊から茶道、華道を習い、日本の伝統美に触れる元・三味線奏者のパリスタイルフラワーアーティスト。責任感が強く面倒見の良い親分気質、思い立ったら即行動の情熱家。好きなものは、美容・宝塚・JALマイル計算。