ブーケ作りが上達しない理由は経験不足?繰り返し束ねることの大切さ

3月も半ばを過ぎ、コルメではブーケ特訓が続いています。
普段のレッスンとはちょっと違い「考えずに束ねることを試す」時間が多めの特訓。
ひたすら花を束ね、ばらし、また束ね…を繰り返すこのスタイル、何度もやることでしか見えてこない世界があるのです

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一度でうまくいくと思うなかれ

「ブーケを作る」って、ある程度パターン化できるものと思っていませんか?
実際、ブーケを組むには法則があります。
スパイラルの軸を作る、バランスを取る、高低差をつける…

でも、面白いのはここから。
ブーケを何度も束ねていると、同じ花材なのに毎回違う仕上がりになるんです。

例えば、生徒さんたちはこんなことを言っていました。
「1回目と2回目で、まるで違うブーケができた!」
「同じ花なのに手が動くままに束ねると、違う印象になって面白い」

これはつまり、ブーケは“そのときの自分”を映すものだということ。
だからこそ、何度も束ねることで思考ではなく感覚が鍛えられ「迷いなく手が動く感覚」を体得できるのです。

「考えすぎる人」と「考えなさすぎる人」

ブーケを束ねる時、考えすぎてしまう人と考えなさすぎる人がいます。
どちらが良い悪いではなく、どちらも「経験が足りていない」ところに共通点があります。

考えすぎる人の特徴
・「どこに何を入れるべき?」と考えすぎて手が止まる
・花の向きや配置にこだわりすぎて、全体の流れが固くなる

考えなさすぎる人の特徴
・とりあえず手を動かすけれど、途中で迷子になる
・感覚に任せるけれど、仕上がりが雑になりがち

どちらも、繰り返しの練習を通して思考と感覚のバランスを取ることが大切。
たくさん束ねるうちに「こういうときはこうするといい」という自分なりのパターンができ、自然とスムーズに手が動くようになります。

3月の特訓で見えた変化

この特訓で、生徒さんの変化を感じる瞬間がたくさんありました。

「最初は花材をひとつひとつ慎重に考えて入れていたけれど、何度も束ねるうちに、迷わずに手が動くようになった」
「5回束ねて、ようやく自分が好きな高さや花の向きがわかってきた」

つまり、1回で“正解”を出そうとしなくていいんです。
ブーケは経験とともにどんどん進化していくもの。
3月の特訓では、そのことを肌で感じてもらえたように思います。

さて、次は…?

繰り返し束ねることで、思考と感覚のバランスがわかるようになり、花の扱いが自然と身についていく。
それが、ブーケ特訓の醍醐味です。

まだまだブーケを束ねる機会はあります。
特に、夜の時間にゆったりとブーケ作りを楽しむレッスンも開催予定なので、興味のある方はぜひこの機会をお見逃しなく!

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初心者さんでも楽しくナチュラルでシックなパリスタイルブーケが作れる、体験レッスンです。

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この記事を書いた人

KOLME姉。東京都出身。幼い頃より日本舞踊から茶道、華道を習い、日本の伝統美に触れる元・三味線奏者のパリスタイルフラワーアーティスト。責任感が強く面倒見の良い親分気質、思い立ったら即行動の情熱家。好きなものは、美容・宝塚・JALマイル計算。

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