Kazuko– Author –

-
ブーケ作りの本質を深める2月と3月:技術を磨く特訓
ブーケ作りにおいて、自由な表現をするために必要なのは、確かな技術の土台です。 「なんとなく」束ねていると、思い通りの形にならなかったり、バランスが崩れてしまったりすることも。でも、しっかりとした 構造や理論を学び、感覚を鍛えることで、自由... -
ちょっと休もう。花と一緒に深呼吸
立ち止まる時間の大切さ 時には、思いがけず立ち止まることもある。日々の仕事や予定に追われ、頭の中がフル回転しているときほど「ちょっと休みたいな」と思っても、なかなか自分からはブレーキをかけられないもの。気づけばどんどん自分を追い込んでしま... -
ビビッとくる場所へーそこに宝物がある
本屋での出会いが、感性を広げる 本のリサーチのために本屋を訪れることが増えましたが、行く本屋はいつも決まった場所ばかり。そんな私にMichikoが「Ginza Sixの蔦屋書店に行ってみたら?たぶん好きだと思うよ」と勧めてくれました。 早速行ってみたとこ... -
ときめきとアートは自分の中にある:花を通じて感じること
レッスンを通じて改めて感じることは、「ときめき」はいつでも自分の中にあって、それを見つけるかどうかは自分次第だということです。 私たちは、何かに挑戦するとき「できない」と思ってしまうことがあります。そしてその瞬間から「できない」にばかり目... -
ピアノの魔術師リストと女性たちの憧れ:花材が奏でるサロンの物語 2025年1月レッスンレポート
毎月のレギュラーレッスンでは、テーマを設定し、そのテーマを基にブーケづくりを楽しんでいただいています。2025年1月のテーマは「ピアノの魔術師」と称されるリスト――ではなく、彼のファンである女性たちに焦点を当てました。19世紀のサロン文化でリスト... -
2025年パリ研修の裏側:ローマとパリを繋ぐ旅の準備
毎年恒例のパリ研修。今年はパリの前にローマを訪れる計画です。ローマでは、その壮大な歴史や文化を実際に体感し、レッスンやデザインに新しいアイデアを取り入れることを目指しています。今回の旅も研修にとどまらず、自分自身の美意識を深めるための大... -
音楽と言葉、そして花に心が動く瞬間
美しいものに心が動かされる瞬間。それは突然訪れ、私たちの日常を豊かに彩ってくれます。最近、そんな心ときめく出来事がありました。ある方からいただいたメッセージが心に深く響き、胸がいっぱいになったエピソードを、今日はお話ししたいと思います。 ... -
菊の花びらと小学生男子のイタズラ
花を見ていると、ふと昔の記憶がよみがえることがあります。些細な瞬間や形が、思いもよらないところで過去の出来事とリンクするのは不思議なものです。今回は、お正月アレンジメントの制作中に起きた小さな出来事が、小学生時代の懐かしいイタズラ話に繋... -
憧れのあの人と同じ誕生日!バラに感じた運命のトキメキ
花をきっかけに、思いがけない運命的な出会いを感じたエピソードをお話しします。 先日、Michikoとの会話の中で「花を買ったことのない人にバラの魅力を語ってみて」と提案されました。そこで「せっかくならイケメンに伝えたい!」とひらめいた私。でもイ... -
ウェディングブーケ(ブーケ・ド・マリエ)の基本レッスンから新年スタート!2024年1月ディプロマレッスンレポート
2024年最初のディプロマレッスンでは、午前に「ブーケ・ド・マリエ」、午後に「シャンペトルブーケ」を制作しました。生徒さんにとっては今回が初挑戦となるブーケ・ド・マリエでは、花材の組み合わせのコツ、デザインの作り方、テクニックをお伝えしまし... -
鮮やかな紅い花メインのアレンジメントで華やかノエル。2023年12月レギュラーレッスンレポート
12月ノエルのアレンジメントのテーマは、くるみ割り人形。イギリスの衛兵のユニフォームからヒントを得て、赤と黒のタータンチェックのリボンでグリーンの花器を装飾しました。 グリーン×タータンチェックに合わせるブーケはもちろん赤です。ボルドー系や... -
2023年12月ディプロマコースレッスンレポート
パリスタイルのアレンジメントとブーケは、作品の感じは同じですが、アプローチ方法が違います。手でコントルールしながら作るブーケ、自分の体以外を軸にするアレンジメント。頭ではわかっていても、感覚を掴むまで時間がかかる方が多いです。感覚を掴む...