お菓子教室「la petite Cuillère」を主催するAkiko先生とKOLMEの世田谷コンビでお届けする花×スイーツのイベントを10/20に開催しました。
今回は「BOXフラワー作り&栗スイーツ食べ比べアフタヌーンティー」というお題で、秋のお花とお菓子をめいっぱい、お腹いっぱい味わいましたよ〜。
その模様を写真とともにお送りします。
香り高い秋バラのBOXフラワー
両手サイズの箱に花をぎゅっと詰めました。
使用した花材は以下の通り。
・バラ(イブピアジェ)
・スプレーバラ(ピンクレース)
・秋色アジサイ
・グリーン(バジル、ミント、ジャスミン)
「秘密の庭園」をテーマに、ピンク色のグラデーションと盛りだくさんのグリーンを散りばめました。
秋色アジサイのクールな紫でミステリアスな雰囲気も。
初めの一輪をBOXに挿すまではこわごわと花を扱うご参加者様。
出来上がりがイメージできるようになってからは作業スピードが格段に早くなりました。
花の向きを少しずらすだけで表情が変わります。
「考えずに、無になって手を動かしましょう」というKazukoの言っていることは分かるのですが、「実際なかなか難しいのよね〜」。
葉っぱの広がり方、花のボリュームの出し方が三者三様のBOXフラワーが完成です。
栗スイーツ食べ比べアフタヌーンティー
第二部、栗スイーツ食べ比べアフタヌーンティーでは、
・モンブラン7種類
・栗の洋菓子3種類
・和菓子3種類
をご用意しました。
どれもAkiko先生が太鼓判を押す2018年のスタメンです。
モンブラン&洋菓子
ずらっと並んだモンブランの数々。
昔ながらの懐かしいモンブランと今のモンブラン(淡いベージュに粉砂糖がかかったもの)、パイ、どれから食べようか迷ってしまいますね。
お店のプロフィール、作り方、材料についてAkiko先生が注目ポイントを一つ一つ解説してくださいます。
じっくり焼いたメレンゲが特徴のこちらは代々木にある「アステリスク」のもの。
モンブランなのに食べてびっくりカシス味!?鎌倉の「ジュン・ウジタ」。
お蕎麦(KOLMEではモンブランの上に絞り出された栗ペーストのことをこう呼んでいます)の硬さ、生クリームの甘み、メレンゲの歯ざわりがどれも違う!!
今回の目玉・ホテルニューオータニ SATSUKIの「スーパーモンブラン」
赤坂にあるホテルニューオータニの中のパティスリーSATSUKIでは、素材や製法にこだわった「スーパーシリーズ」というお菓子があります。その中から、「スーパーモンブラン」がエントリーです。
モンブランの中でもひときわ目を引くビックサイズです。
断面のほぼ半分が栗の層です!!
グリーンの部分は抹茶。クリームは豆乳を使っています。
お味は、意外とあっさり。
モンブランでありながら、別のお菓子のような気がします。
栗の和菓子
洋菓子でこってりした口の中を和菓子ですっきりしますよ〜。
和久傳の「わたぼうし」。
真っ白いぎゅうひの中には栗あんが。
福岡・鈴懸(すずかけ)の「栗餅」は餅×あんこ×栗のトリオ。
これを嫌いな人はいない!!と確信する味。
たねやの「栗月下」。
羊羹のように見えて、羊羹ではないのです。
ほろっと口に広がり、蒸した栗をそのまま食べているようです。
とらやの小形羊羹「新栗」は、本店のリニューアルオープンを記念したパッケージです。
新店舗の外観がモチーフのイラストは、新店舗の設計を手掛けた建築家・内藤廣さんの筆。
パリの道端でよく売っている焼き栗。
現地の人は、これをカイロ代わりにポケットに入れるのだとか。
和洋問わず主役を張れる「栗」の実力
Akiko先生の手による新メニュー「栗のテリーヌ」がお土産に登場。
しっとりした生地に、栗のうまみがぎゅっと詰まって最高でしたよ〜!!
一言でモンブランと言っても、味も、作り方も、見た目も様々。
和洋含めてこれだけの栗スイーツを一度に比べらることができ、皆さんの好みと自分の好みがよく分かりました。
栗を主役にこれだけのバリエーションが作れる理由は、栗の控えめな味にあるのかなあ〜なんて思いました。
個性が強すぎないからこそ、何とあわせても美味しくなる。
あのイガイガと硬い殻のなかに潜む栗の実力に圧倒されてしまいました。
なにはともあれ、お腹いっぱいで満足満足!!
ご参加の皆様、Akiko先生、ありがとうございました。
次回、Akiko先生とのコラボイベントは、2019年1月に「ガレット・デ・ロワ」の食べ比べを計画しています。
こちらも今から大注目ですよ〜!!
2018年ガレット・デ・ロワの食べ比べイベントの模様です。
Akiko先生のお菓子教室 la petite Cuillère
(ラ プティット キュイエール)のサイト