一日の寒暖差が大きくなるにつれ、季節の移り変わりを感じるこの時期。
今月のレッスンは、秋の魅力を一層引き立てる花材を用意しました。
落ち葉が香る晩秋の森
11月のテーマは、落ち葉が香る晩秋の森。
落ち葉の上をファンシーツイードのジャケットを着て歩く
18~19年シャネル秋冬パリ・コレクションの世界観がドンピシャで
それをブーケに落とし込んでいただきました!
花材4種類で豊かな表情を出す
今月は4種類の花材、しかもブーケのお助け花材となってくれる葉っぱもりもりのグリーンの本数が少なくて、かなり難易度の高いものとなりました。(図らずしも・・・です。生徒の皆さん、すみません。)
色とりどり、大きさまちまちのダリア
太くて曲がりの強い野バラの実の枝
大きな大きなベビーハンズ
もっとあったら嬉しいベニスモモの枝
それら4種類の花材で表情豊かな秋のブーケを作るには
それぞれの花材をいつも以上によく観察して
個性を見つけるのがコツです。
花と対話することは直感と感性を重視すること
レッスンでいつもお伝えしている、花と対話することとは、直感と感性を重視することです。
花との対話では、「この虫食いの葉っぱが愛らしい。」とか「この枝は暴れん坊だなぁ。」など感じたことが、花材の個性を尊重することに繋がります。
難しいことはさておき、まずは感じてみてください。
一通り花材をチェックしたら、次のステップにいきましょう。
花材が自分らしく輝くような調和の取れたブーケを目指します。
たとえば、野ばらが自由奔放な雰囲気を醸し出し、ダリアはエレガントで洗練された印象を与え、そこにベビーハンズとベニスモモで森の中の落ち葉の地面の柔らかさをイメージしてみてください。全てのストーリーがつながるような気がしませんか?
感性を形にするためのテクニック
ブーケ作りは花との対話ができれば素晴らしいものができます。
ですが、そこにテクニックが加わると、さらに魅力を倍増させることができちゃうのですね。
何でもそうじゃないですか。
お料理、ボディートレーニング、勉強などなど、自己流にしても問題ありませんが
専門家にアドバイスをもらうだけでグッと効率が良くなりますよね。
それと同じで、テクニックはあった方が表現の幅が広がります。
レッスンでは、お一人お一人の感性を大事にしつつ、テクニックの強化にも力を入れています!
同じ花材でも、一つとして同じ形にならないのが面白い!
作り手さんの感性がまるッと出ていますね。
美しいわぁ〜。
どこを切り取っても趣があるので、ずーっと見ていられいます。
今月のレッスン花材でのブーケ作りの動画です。
ご参考にしていただけると嬉しいです。
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