GoToトラベルを利用して、仙台に来ました。
仙台の街をふらふらとお散歩しながら写真を撮っています。
本日は仙台から電車で40分、日本三景の一つ・松島にあるお寺「瑞巌寺」の模様をお届けしますね。
瑞巌寺
松島海岸駅から歩いて7分、円通院の隣にあります。
本堂と庫裡(くり)が国宝に指定されています。
平安時代の初め、828年に開創された天台宗延福寺が前身とされています。
鎌倉〜室町時代に発展するも戦国時代は衰退…と、時勢にのまれていきます。
この地を治めていた伊達政宗が寺院を再建したことから、現在の形になりました。
「奥の細道」の中にも、松尾芭蕉がこちらを訪れた日のことが記されているんだとか。
7年にも及ぶ修復工事を経て、2016年に公開された本堂。
金色に鮮やかな色彩で描かれた襖絵や欄間の繊細な彫刻にため息が出ます。
このお寺にかける伊達政宗の熱意や心意気をビシビシと感じます。
お寺の台所・庫裡は本堂の金襴豪華な装飾と比べると一見地味な印象ですが、梁の組み方や彫刻が見事です。
宝物殿「青龍殿」には約3万点の資料の中から、季節やテーマに沿ったお宝が展示されています。
伊達家は武芸だけでなく、学問や芸術にも熱心に取り組む家風だったそうです。
書や茶道具など文化系の展示も充実していますよ。
本堂、庫裡、宝物殿は撮影禁止になっています。
参拝の際は肉眼で記憶にばっちり焼き付けましょ〜!
松の間から眺める石庭。
市松模様の砂利がグラフィカルですね。
松島の港から本堂へと通じる参道も清々しく、歩いているだけで足取りが軽くなります。
夜はライトアップもされているとのこと。
松島に宿泊して、ゆっくり散策するのもいいですね。
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