GoToトラベルを利用して、仙台に来ました。
仙台の街をふらふらとお散歩しながら写真を撮っています。
本日は仙台から電車で40分、日本三景の一つ・松島にある庭園「円通院」の紅葉をお届けしますね。
円通院
JR仙石線、松島海岸駅から徒歩5分のところ。
瑞巌寺の隣にある円通院は、臨済宗のお寺。
伊達政宗の嫡孫、伊達光宗の菩提寺です。
主な見どころはざっくり3つ。
1.光宗の霊廟「三慧殿」が国の重要文化財に指定されている。
2.バラにゆかりのあるお寺である。
3.小堀遠州作の庭がある。
入り口の門をくぐってすぐ右手の石庭。
橋を境に「天の庭」「地の庭」で別れています。
上の写真は「天の庭」です。
松島湾にある七福神の島を表現しているのだそう。
石庭を通り過ぎ、石段を登ると伊達光宗の霊廟・三慧殿があります。
天保3年(1646年)に建造された霊屋には、馬に乗った光宗の像が祀られています。
厨子には、支倉常長が西洋から持ち帰った洋バラの絵が描かれています。
他にも、水仙やアカンサス(和名:ハアザミ)、トランプのマーク(ダイヤ・クローバー・ハート・スペード)もありますよ。
そう言われなければ気づかないほど、西洋的なモチーフがしっくり馴染んでいますね。
三慧殿の厨子に描かれているバラにちなんで、バラの庭があります。
お寺とバラの取り合わせ、面白いですよね。
本堂「大悲亭」は、19歳の若さで亡くなった光宗を悼んだ父・忠宗が江戸から移築した茅葺屋根の建物です。
建物の前の庭は、伊達藩江戸屋敷にあった小堀遠州作の庭を移設したといわれているそうです。
不動明王の赤いメラメラみたいな形のもみじ
先にあげた3つの見どころ以外にも、数珠作り体験ができたり、縁結び観音があったり、じっくり楽しめます。
どの季節に訪れても胸に残る景色が広がるお寺ですよ。
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