こんにちは!
KOLME妹・Michikoです。
パリスタイルフラワーアレンジメントの本場・パリで「花のある暮らし」への理解を深める研修旅行に、姉Kazukoと3年ぶりに出ることになりました。
すっかり鈍ってしまった「旅の勘」を取り戻そうと、準備段階から現地レポートまでの全行程を記録しています。
今回は準備編、ガイドブックについてです。
数ある中から特におすすめのものをご紹介します。
『Premium特別編集 パリの街を、暮らすように旅する』
月刊誌アンドプレミアムの連載をまとめた一冊。
シックで可愛らしいイラストは、眺めているだけでも楽しくなります。
地元で生活している人たちの行きつけのマルシェ案内には、それぞれの特徴や見どころが詳しく載っています。
映画のロケ地が数多く紹介されているところも嬉しい。
『巴里のアメリカ人 パリジェンヌの秘かな楽しみ方を学ぶ』
セーヌ川北部編、セーヌ川北・南部編の二冊で構成されています。
著者は映画賞の授賞式のセレブのスタイリングやブランドのコンサルティングなど、ファッションの分野で幅広く活躍している女性だそうです。
ファッション、コスメに加え、レストラン、バーが充実しており、フェミニンでグラマラスな雰囲気が濃いです。
ドラマ「エミリー、パリに行く」が好きな人には、この世界観はツボなんじゃないかと。
各エリアごとの装いの特徴も興味深い。
本書によれば、トロカデロ界隈は高級ブランドのワンピース×クリスチャンルブタンのピンヒール、カルチェ・ラタン界隈はTシャツ×デニム×レザートートなんだと。
実際はみんながみんなそうだとは限りませんが、なんか分かるなあ。
(東京でも、六本木と下北沢では歩いている人のファッションに違いは見受けられますしね)
街の風景やカフェのスナップなど、何気ない瞬間の写真の切り取り方が参考になります。
『パリ 名建築でめぐる旅』
古代から現代まで、パリにある有名な建物の歴史をたどる本です。
大学の教材でも使われているらしい。
柱の装飾の形式やル・コルビジェがなぜ「すごい」と言われているのか?など、今まで知らなかったことがいっぱい載っていました。
いままで漫然と通り過ぎていた建物が実は建築遺産だったんですね。
いや〜、今までもったいないことしてました。
建築は政治や文明、芸術との関わりが深いので、フランスの歴史をイチから勉強し直さなければ…。
ガイドブックはどうやって探す?
本屋さんや図書館で試し読みしながら、自分の好きなジャンル「街歩き」「現地で暮らしている人の目線に近い」に合ったものを直感で選んでいます。
パリの観光名所や老舗のお店の情報は昔と今で大きく変わらないので、新刊本にはこだわりません。
先に挙げた4冊も、出版から4、5年以上経った旧刊本です。
最新情報は公式サイトやSNSでチェックすればいいですしね。
ガイドブックをきっかけに、フランスの歴史に興味が湧いてきました。
次はそれ系の本を掘ってみます。
積ん読本が増える〜。
つづく。