ヘルシンキで虜になったシナモンロール。
帰国後もあの味が忘れられず、パン屋さんやカフェで食べてみるもあの味には再会できず。
家で作ってもどうしても再現には至らず……。
パリに絶品シナモンロールが売っているパン屋さんを発見したので、研修の合間に買ってきました。
CIRCUS BAKERY(シュルキュス・ベーカリー)でシナモンロールを買ってきました
本屋とエスニック料理屋が渾然とした5区の一画、見逃してしまいそうな木のドアがCIRCUS BAKERYの外観です。看板も出ていないので、分かっていないと来れないかも。
飾りっ気のない店内は、作業場兼販売所という趣き。
入ってすぐ右手のテーブルの上に、焼き立てのパンがそのまんま並べられています。
テーブルの奥はパンを焼く作業場では2人の男性スタッフがパンを成形していました
オープンキッチンと記述すればオシャレですが、まあ、丸見えです。
台湾の豆醤屋さんとか、肉まん屋さんとか、そんな感じです。
作業台の足元にはパンに使う小麦粉の粉の袋がいくつも。
お目当てのシナモンロールちゃんは、細く伸ばした生地がぐるぐる巻きになったスウェーデン風。
お値段6ユーロ。ろ、6ユーロ!!
6ユーロのシナモンロール
どっしりしたブリオッシュ生地、上品なシナモン&カルダモン使い。
パン生地のうまみをめいっぱい堪能できるシナモンロールでした。
ルバーブのタルトも美味!
タルトに乗っているルバーブって、煮すぎてドロドロになるか、煮なさすぎてスジが口の中でバッサバサになるかの2択になりがちじゃないですか?ここのルバーブは、その間の一番おいしい食感と酸味でした。
ルバーブの個性を活かしつつ自分の持ち味もキラリと光るタルト生地。シナモンロール以上の美味しさかも!!
チョコレートパンも、チョコが美味しいやつ!
なぜパンが一つ6ユーロになるのか?
フルーツやその他の材料も全てBIOの素材、天然酵母でパンを作っているのだそうです。
素材の質のほかに、生産者やお店で働くスタッフ全員が幸せになる形を現実にした結果、パンが一つ6ユーロになったのかなー。単に「高い」ってだけで思考停止せずに一歩踏み込んで、「なぜその値段になるのか?」を考えてみると見えないものが見えてくる。
なんて、イメージが広がるパン屋さんでした。
シェイクスピア&カンパニーに行った際にはぜひこちらにも足を伸ばしてみてくださいね。
シュルキュス・ベーカリー 基本情報
【Circus Bakery】
住所
63 Rue Galande 75005 Paris
営業時間
木〜月 7:00~20:00
火水曜休み
ウェブサイト
https://www.instagram.com/circusbakeryparis/
パリ研修2019レポートは続きます
https://kolme-tokyo.com/paris-2019-cafe-verlet/
前回のパリ研修2019レポートはこちら
https://kolme-tokyo.com/paris-2019-four-seasons-hotel-george-v/
KOLMEでパリスタイルフラワーをはじめよう
https://kolme-tokyo.com/trial-lesson/
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] パリのパン屋「CIRCUS BAKERY」 1つ6ユーロのシナモンロールのお味 […]