座・高円寺で開催された「高円寺フェス2020 みうらじゅん トークイベント」に行ってきました。
みうらじゅん氏がコロナ渦に生み出したスクラップブックをスライドショー形式で発表する内容でした。
いやあ、すごすぎます。
MJ(みうらじゅん氏の略)は小学校1年生の頃にお気に入りの怪獣をスクラップしたのが始まりです。
その後、仏像、ミュージシャン、俳優、女性のグラビア、旅のパンフレットや時刻表、チラシなど、ありとあらゆる印刷物へと素材が広がりました。
使う道具はハサミ、コクヨのスクラップブック「ラ-40」にアラビックヤマトなのだそう。
62歳になった今でも月に4冊のペースで仕上げ、現在手掛けているジャンルのスクラップブックは600冊を越えました。
写真と文字でびっちりと埋め尽くされた百数十ページを2時間半かけて見ました。
それぞれの切り抜きに秘められたMJのエピソードが濃くて濃くて…。
「スクラップとは癖」
趣味はやめられるものだけど、スクラップを辞めるのは死ぬとき。
食事を二食抜いてもスクラップができるくらい、健康管理が大事。
習慣だなんてぬるいことを言っていないで、癖になるまでひとつのことを続ける。
どんなジャンルでも、続けた人の言葉には説得力が宿るんですね。
今日も、明日も、続けよう。