パリ・ローマ研修の準備シリーズ①:なぜ行くのか?
5月下旬、パリとローマへ研修に行くことになっています。
【JALマイル特典を有効に使う方法 準備編】
パリ研修の準備の一環として、JALマイルを活用し、旅の計画を立てています。

毎年フランスへ行っているけれど、今回は「パリの余白とエスプリ。
大人のリセット旅」というテーマで訪れます。
ゆったりとした時間の中で街の空気を感じながら、インスピレーションを得ることを大切にします。
ローマでは、「花の表現力を探るための歴史的視点」をより深く学ぶことが目的です。
なぜパリなのか?
私たちにとってパリは単なる旅先ではなく、大切な学びの場です。その背景については、コルメ創業ヒストリーで詳しくご紹介しています。

パリは、私たちコルメ姉妹にとって「故郷」のような場所。
10代の頃から何度も訪れ、そのたびに現地の人々からマナーやコミュニケーションの取り方を教わり、フランスの生き方のエッセンスを肌で感じてきました。
言葉や文化の違いの中で、自然と身につく立ち居振る舞いや、人との関わり方の大切さを学ぶ機会が多かったです。
フランスの「自由さ」「個を大切にする文化」「物を長く愛する習慣」「エレガントな振る舞い」など、どれも私の価値観に大きな影響を与えています。そして、パリスタイルの花を学び始めてからは、そこに「花」という視点が加わり、花との付き合い方からも、人生を豊かにするヒントを得られるようになりました。
パリで学ぶ花のスタイルは、日本とはまた違ったエッセンスを持っています。

研修ではいつも、パリに住む人々が今どんなことに意識を向けているのかをチェックします。
毎年パリに行くことで、トレンドの移り変わりを継続的に捉えることができます。
それと同時に、日本との違いを比較することで、フランス独自の感性や価値観をより深く理解することもできます。
今年特に注目しているのは「香り」です。
香りには、リラックス効果があるだけでなく、記憶や感情を呼び覚ます力があります。だからこそ、今回はパリで親しまれているアロマやパフュームのショップを巡りながら、花と香りの関係を探求するつもりです。
なぜローマなのか?
ローマ研修の目的は、「花の表現力を探るための歴史的視点」を深めることです。
Michikoが「花をアートとして考えるなら、歴史の理解も必要かもね」と提案してくれて、「それなら、歴史といえばローマ!」という流れで決まりました。
ローマでは、歴史的な建物や街全体を肌で感じ、アートと歴史にどっぷり浸ります。
「古いものから受けるインスピレーション」を楽しみながら、パリの最新トレンドと比較することで、新たな視点を得られると考えています。
研修のその先にあるもの
この研修を通じて、レッスンにどう活かすのか?
- 花の表現力を探るための歴史的視点を持つことで、より深みのあるアレンジができるようになる
- 「古いものから得られるインスピレーション」×「最新のトレンド」の融合が、新たな表現の可能性を広げる
- 文化や歴史を背景に捉えることで、花に込めるストーリーや意味が深まる
例えば、ローマで得た「時代を超えて愛される美」のエッセンスを活かし、花の表現をより洗練させることができます。また、ローマで得た「時代を超えて愛される美」のエッセンスを、花のデザインやアレンジに取り入れます。パリのトレンドと比較することで、「普遍的な美」と「流行の美」をどうバランスよく取り入れるか考えます。
これまで以上に、「花は単なるモノではなく、文化や歴史を背負った存在」として発信できると思います。この研修は、単なる訪問ではなく、新しい学びを得て未来へつなげる貴重な機会になります。
パリとローマで得たものを、どうやってレッスンや発信に活かしていくかを考えるのが、今から楽しみです。
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