迷わず選べた日。ブーケに表れた“ちょっとした変化

4月のレッスン前半が終わりました。
毎月、花と向き合う時間の中で、私自身が学ばせてもらうことが本当に多いのですが、今月も例外ではありませんでした。

今月は、ミニブーケと通常サイズのブーケを制作しているのですが、今回はその内容というより、レッスンを通して私が感じた「変化」や「気づき」を少しだけシェアさせてください。

目次

「迷わなかった」が増えてきた

今回とても印象的だったのが、「今日はあまり迷わなかったです」という声がいくつかあったこと。
先月までは、花材を手に取っては戻して…を繰り返していた生徒さんが、今回はすっと選び、迷いなく束ねていた姿がありました。

大きな変化ではないけれど、こうした“ちょっとした決断”ができるようになっていること、
それ自体がすごく嬉しいし、自分の「好み」や「心地よさ」が整理されてきている証拠だなと思います。

花は「見せ方」で印象がガラッと変わる

同じ花材を使っていても、どう配置するか、どの角度で見せるかによって、仕上がりの印象はまったく違います。
今月のレッスンでは、ただ束ねるだけではなく、「どう見せたいか?」をしっかり意識する方が増えてきたことが嬉しい発見でした。

「この花はちょっと高めに配置してみよう」
「全部の花が見えるようにしてみよう」
そんな工夫が重なると、ブーケ全体が“その人らしく”なるんです。

心の変化が、そのままブーケに現れる

そして今回、とても印象に残ったことが2つあります。

ひとつは、長年通ってくださっている生徒さんが、過去一素敵なブーケを仕上げたこと。
最近は少しモヤモヤする時期が続いていたようですが、この日はなんだかスッキリした様子で、仕上がったブーケものびのびとした表情に。
気持ちが整ったとき、作品にも自然とその変化が現れるんだなぁ…と、しみじみ感じた瞬間でした。

もうひとつは、お仕事が多忙で久しぶりにレッスンに参加された方の「なんか、解放された感じ!」という言葉。
束ねながら、ふっと力が抜けて、表情がゆるむ。その様子に、花を通して「自分に戻る時間」を持てたんだなと感じました。

今この瞬間に集中すると、自然と“いい感じ”になる

ブーケ作りは、技術やセンスももちろん必要ですが、
「今ここ」にしっかり集中するだけで、思いがけず気持ちいい仕上がりになることがあります。

今回も、無理に考え込まず、目の前の花と向き合った人ほど、心地よい流れで束ねられていたように思います。
意識の持ち方ひとつで、仕上がりは大きく変わる。
改めてそれを実感した前半レッスンでした。

後半レッスンも楽しみにしています

4月のレッスンは、まだ後半が控えています。
どんな作品が生まれるのか、それぞれがどんな“自分らしさ”を花に映すのか、今からとても楽しみです。

コルメのレッスンでは、上手に束ねることよりも、
「自分の感覚を信じてみる時間」を大切にしています。
初めての方も、どうぞ安心していらしてくださいね。

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この記事を書いた人

KOLME姉。東京都出身。幼い頃より日本舞踊から茶道、華道を習い、日本の伝統美に触れる元・三味線奏者のパリスタイルフラワーアーティスト。責任感が強く面倒見の良い親分気質、思い立ったら即行動の情熱家。好きなものは、美容・宝塚・JALマイル計算。

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