
花を束ねながら、自分を整える
プルミエクラスは、
季節の花を束ねながら
自分の「好き」や「心地よさ」を見つけていく、ブーケの基礎を丁寧に固めるクラスです。
ブーケの構造・花材の扱い方・色合わせなど、
花を美しく見せるための「基本」をひとつひとつ身につけながら、
いまこの瞬間の自分に戻る時間を過ごします。
そして、お花初心者さんやブーケ作りが初めての方はもちろん、
スタイルクラスに参加している方が
定期的に基礎へ立ち返るためにも、とても大切な時間。
基礎のテクニックにじっくり向き合うことで、
表現の幅は驚くほど広がっていきます。
どんなレベルの方にも価値のある、
KOLMEの“原点”となるクラスです。
忙しい日々の中で、ふと立ち止まる場所

仕事、家事、人との関わり。
気づけば「誰かのための時間」ばかりになってしまうこと、ありませんか。
花を束ねるひとときは、
そうした日常からそっと距離を置き、
自分の内側に静かに戻るための時間です。
茎を切る音、花びらの香り、光の揺れ……。
ひとつひとつの感覚が、
忙しさで散らばっていた心を
今、この瞬間へと優しく集めていきます。
ふと立ち止まり、
自分の呼吸に気づき、
ほんの少し心がゆるむ。
その小さな積み重ねが、
日々の選択や生き方の軸を育ててくれます。
このクラスでは、こんな時間を過ごします
① 花材の世界観を知る
季節に合わせて選んだ花材の特徴や、
パリスタイルのブーケに欠かせない要素を、最初に丁寧にお伝えします。
花の姿・質感・香り……。
花を知ることは、ブーケを束ねる前の大切なプロセスです。
このクラスでは、
ブーケの束ね方・花の扱い方・色合わせのコツなど、花を美しく見せるための基礎を学びます。
② 基礎技術のポイントを理解する
ブーケの構造、茎の流れ、握り方、配置の考え方など美しく見せるための基本をわかりやすく説明します。
初心者の方でも安心して取り組めるよう、
一つひとつ丁寧にお伝えします。
③ 自分の手で束ねる時間
説明のあとは、いよいよ実際に束ねていきます。
技術を確認しながら、
一本一本と向き合い、自分の手で形をつくる時間。
迷っても大丈夫。
手を動かすうちに、少しずつ整ってきます。
④ 花と自分の対話が始まる
「どんな重なりが美しい?」
「この花はどこに置きたい?」
そんな自分の内側の声に耳を澄ませるように、自然と花との対話が深まっていきます。
技術の習得と、感性を見つめる時間が同時に進むのがプルミエクラスの特徴です。
⑤ 完成とフィードバック
束ね終わった後は、
花の動き、構造、色の流れなどを一緒に確認しながら、より美しく仕上げるためのポイントをお伝えします。
フィードバックは優しく、必要なところだけに絞って自然と上達できるようにお渡しします。
⑥ 作品を写真に残す時間
完成したブーケは、
その日の気持ちや花の表情が詰まった今だけの作品。
最後に写真に残して、余韻とともにお持ち帰りいただきます。

花と過ごす時間が、少しずつ変えてくれること

花に触れる時間を重ねるほど、
日常の中にこんな変化が静かに広がっていきます。
- 花と向き合う静かな時間が生まれる
- 自分の好きがはっきりと見えてくる
- 花のバランスを見る目が育つ
- 基礎の理論を知ることで、自由に束ねられるようになる
- 五感が澄み、感覚の解像度が高まる
- 完璧にしようとする力がふっと抜け、軽やかになる
- 呼吸と体のリズムが整い、心がリセットされる
- 思考が静まり、選択に迷いにくくなる
- 花のある暮らしが、自分を整える習慣になる
技術を丁寧に教えてくれるのに、
それ以上に“自分の感性を信じていい” と思える時間でした。
レギュラーコースご参加者の声
プルミエクラスの3つの特長

花を扱う「手の基本」を整え、安定した軸をつくる
- 約30本の束をコントロールする手の形
- 握り方・支え方・力の抜き方
- 茎の重なり・角度・方向の見方
- 重心の見つけ方とキープの仕方
→手の中で花が動く瞬間を見て・分かって・感じられるようにする。

ブーケの「構造」を身体で理解し、形が自然と決まる感覚を育てる
- 高さのリズムと全体の流れ
- 奥行き・左右のバランス
- 花の“向き”が形を決める仕組み
- 多本数を崩さず扱うための精度
→少ない本数ではなく、「本数をしっかり扱うからこそ」構造が深く理解できる。

型を身につけることで迷わず自由に束ねる土台ができる
- 技術が安定すると、迷いが減る
- “なぜ形が崩れるか” が分かる
- 自分の判断に根拠が生まれる
- スタイルの表現がしやすくなる
→難しいのは感性ではなく、手の技術と構造の理解。そこを丁寧に身体に入れていく。
基礎を知るほど、自由になります。
形の仕組みを身体に入れてしまえば、あとはあなたの感性が前に出るだけ。
プルミエは、自分を信じられる感覚を育てるクラスであると同時に、花の構造を理解して束ねる力も身につけます。

Kazukoからのメッセージ
花は“特別なときだけ触れる贅沢”ではありません。
キッチンの隅に置いた小さな一輪が、
暮らしの中にふっと余白をつくってくれるように、花は日常を静かに整えてくれます。
プルミエで30本の花を束ねるのは、
“たくさんの花を扱えるようになるため”ではありません。
花の重なり、向き、流れ。
30本という本数を通して、
「美しい瞬間を見つける目」 が育っていきます。
その目は、日常の一輪に触れたとき、
たった一つの花の魅力をより深く感じ取れる力になります。
忙しい日々の中でも、
花に触れるたびに自分に戻れる小さな仕掛けを、
暮らしのどこかに持っていてほしい。
花を束ねることは、
“誰かのように”上手くなることではなく、
自分が“美しい”と感じる形を、自分の手で確かめていくこと。
その時間の積み重ねが、
日常の一輪までも豊かに見える“目”を育て、
自分を信じる確かな軸になっていきます。
このクラスが合う方
- 花に興味はあるけれど、何から始めたらいいかわからない方
- 自己流で花を束ねてきたけれど、基礎をきちんと学びたい方
- 花に触れる時間を通して、心を落ち着かせたい・整えたい方
- 上手にではなく、心地よく花と向き合いたい方
- 花を通して、自分の“好き”や“感性”を育てていきたい方
- KOLMEのやわらかな世界観に惹かれ、上質な時間を過ごしてみたい方
- 忙しい毎日の中で、自分に戻る時間を持ちたい方


プログラム概要
- 内容:手の基本・扱い方・構造・色・仕上げ
- 日程:月1回/約2時間
- 料金:月謝制 19,000円(税込)/ 単発 23,000円(税込)
花材費・お茶代込み
Kazukoが市場で選ぶ旬の花を使用します。
月のテーマ
| 月 | テーマ | 学びのフォーカス |
|---|---|---|
| 1・3・5・7・9・11月 | 基本のブーケロン | 構造・重心・角度(思考で整える) |
| 2・4・6・10・12月 | 基本のシャンペトルブーケ | 流れ・リズム・テンポ(感覚で束ねる) |
ブーケを束ねるとき、形を整えたら、一度手をゆるめて花の流れを見直す。
そしてもう一度、全体のバランスを整える。
その繰り返しが、花と呼吸を合わせるような穏やかなリズムをつくります。
日常から少し離れて、
花の香りと色彩に包まれる「上質なひととき」を。
はじめての方はトライアルクラス(体験クラス)からどうぞ。
花とくつろぐ幸福感を、
味わいにいらしてください。
よくある質問
- ブーケを束ねるのは初めてですが、大丈夫ですか?
-
もちろん大丈夫です。
花の扱い方から束ね方まで、ひとつひとつ丁寧にお伝えします。
はじめての方も、リラックスしながら花と向き合えるようにサポートしますのでご安心ください。 - スタイルクラスとの違いは?
-
プルミエクラスは、花と向き合うしなやかな感覚と確かな基礎を育てる時間です。
花の扱い方や構造を理解しながら、自分らしく表現するための基礎を身につけます。
スタイルクラスでは、その基礎の上に感性を重ね、個性や世界観を広げていきます。
ブーケづくりがはじめての方や、基礎からじっくり学びたい方にはプルミエクラスをおすすめします。 - クラスで束ねたブーケを送ることはできますか?
-
はい、可能です。
ご希望の方には、アトリエで丁寧に箱詰めをして発送いたします。
箱代と送料をご負担いただきますが、ご自宅宛や贈り物としてもご利用いただけます。
お花ができるだけ美しい状態で届くよう、当日中の発送を心がけています。
花とともに、自分に還る時間を
もし、
「少し疲れたな」「リセットしたいな」
と感じるときがあれば、
まずは何かを“整える”より、
花と向き合う“感じる時間”をつくってみませんか。
一度この空間に来たら、迷いがほどけました。
レギュラーコースご参加者の声
花と過ごす2時間は、
思考が静まり、“自分の呼吸”が戻ってくる時間です。
あなたと花の、新しい物語をここから始めていきましょう。